MOS資格って?独学で取得できる?オワコンなんかじゃない!絶対的におすすめする理由

資格

ExcelやWordは、お勤めしている方なら一度は使用したことがありますよね。

でも自分がどのくらい扱えるのかを人に伝えるのは難しいのではないでしょうか。

そんなとき、目に見えないパソコンスキルを客観的に証明してくれるのがMOS資格です。

詳しくご紹介します。

MOSはマイクロソフトオフィススペシャリストのこと

マイクロソフトオフィス公式の製品の利用スキルを測る試験で、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」を略してMOSといいます。

世界的に行われている資格試験のため、「合格認定証」は世界共通であり、得たスキルは世界に通用します。

MOSはオワコンなのか?

昨今、勤め人なら誰でもマイクロソフト社のオフィスアプリケーションを使用しているし、そこそこ使えるのだから十分、わざわざ資格など取る必要はない、MOSはオワコンだ、という意見をときどき見かけます。

では果たして本当にそうなのでしょうか?

結論から申し上げますと、MOSは決してオワコンなんかじゃありません!

企業の生産性への影響

MOS試験を世界に発信する米国サーティポート社とユタ大学が、世界の様々な企業で働く従業員を対象に、仕事の生産性に与えるMOSの影響について調査した結果、

MOSを取得した従業員の88%が、「仕事の成果が上がった」

MOS公式サイト参照

管理職の85%が、「MOSを取得した従業員は、仕事の生産性が以前より高まった」

MOS公式サイト参照

MOSを取得した従業員の80%が、「マイクロソフトオフィスの知識とスキルで周囲から一目置かれるようになった」

MOS公式サイト参照

と回答し、スキルが高まることにより仕事や作業の効率が上がるということがわかりました。

MOSを活用している企業

「社会人になってから、Excel、Word、Powerpointを使わない日は一日もない」という方も多いでしょう。

明星食品では「Excelスキルを高めたい」という現場の声を受けて、全社的な営業部署でMOSを活用しています。

明星食品

営業部員のデータ分析・資料作成スキル向上のためMOSを活用

組織の『蛻変(ぜいへん)』意識の高さが資格取得を推進

MOS公式サイト参照

受験日を決め、勉強会を行い、集中して学習する流れを組むよう意識したそうです。

資格取得は人材育成の面でも有効に働きますし、知識がスタンダードとして浸透することでセールスの効率も上がると確信しているとのことです。

またぐるなびでは、「学生のパソコンの習熟度のに差がある」という気づきから、新入社員のパソコンスキルを一定レベルに揃えた状態でスタートできるようMOSを活用しています。

ぐるなび

入社前のパソコンスキルの格差解消のためMOSを活用

事務的な業務効率を上げて、新たな価値創造に注力を

MOS公式サイト参照

内定者にeラーニングで学習してもらい、集大成として新人研修中に資格取得を位置づけしたそうです。

真面目に勉強した結果として得た合格が、「何らかの「証」をもらったようでモチベーションも上がる」という声もあり、入社した一人ひとりの社員に、合格という明確なフィードバックをもたせる機会づくりにつながったことは大きかったと担当者は話しています。

このように、MOSを積極的に取り入れる企業は多く、事務的な業務効率が上がれば、仕事のスピードアップはもとより、アイデアを練る時間や新しいことに取り組むゆとりを作り出すことができるという面がとても良いといわれています。

MOS資格を取るべき理由

多くの企業が採用し、役立てているMOS資格。

取得することで様々なメリットがあります。

作業効率のアップ

前項のとおり、様々な機能を効果的に使いこなすスキルが身に付くので作業効率のアップは間違いありません。

知っている機能だけを同じように使い続ける人が多いでしょうが、それだけではもったいない。

あなたが知らない機能がまだまだあるのです。

スキルを証明できる

「Wordは、〇〇なら出来ます。Excelは、□□は出来ないけど△△までなら出来ます。」

そのように伝えても判断に個人差があったり実際のスキルは曖昧です。

その点を確実に証明してくれるのがMOSです。

信憑性が出ますし、正々堂々伝えることができるので手っ取り早いという考え方もあります。

国際的な資格として

海外との取引がある場合や外資系企業に勤める場合も、マイクロソフトアプリケーションは同様に使われるでしょうし、国際的に通用する資格は話が通りやすいというメリットがあります。

もちろん海外での就業の際にも自分のスキルを明確に伝えることが出来ます。

就活や転職に有利

MOS資格は認知度が高く、取得は学びに対する意識の高さを表すという認識もあります。

就活や転職の際に、武器として強いアピールポイントになります。

試験概要

マイクロソフト オフィス製品は、バージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、バージョンごとの試験が用意されています。

なお、試験科目は個々に独立していますので、最初から上級レベル(エキスパート)での受験も可能です。
また、資格のバージョンアップ・更新制度はありませんので、新しいバージョンの資格を取得したい場合はあらためて受験が必要です。

科目一覧

画像はMOS公式ホームページ参照

科目一覧について詳しくはこちら https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/

試験レベル

WordとExcelには、一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の2レベルが用意されています。

画像はMOS公式ホームページ参照

各科目(2016)の一般レベルの出題範囲

Word2016 一般レベルの出題範囲は以下の通りです。

画像はMOS公式ホームページ参照

Excel2016 一般レベルの出題範囲は以下の通りです。

画像はMOS公式ホームページ参照

PowerPoint2016 の出題範囲は以下の通りです。

画像はMOS公式ホームページ参照

試験データ

第一線で活躍中の方を中心に幅広い世代から指示されています。

受験者数累計

画像はMOS公式ホームページ参照

一般(スペシャリスト)レベルの受験者データ

画像はMOS公式ホームページ参照

上級(エキスパート)レベルの受験者データ

画像はMOS公式ホームページ参照

受験方法

全国一斉試験は年に数回、会場は都内5カ所・県内1カ所ほどです。

随時試験は全国のパソコン教室などをメインに約1,700カ所でほぼ毎日行われています。

MOS公式ホームページ参照
MOS公式ホームページ参照

会場に関する詳しい情報はこちら

全国一斉試験の流れ|MOS公式サイト (odyssey-com.co.jp)

随時試験の流れ|MOS公式サイト (odyssey-com.co.jp)

独学でも十分勝算あり

一般レベルは独学でも十分に取得可能と言われています。

独学勉強法

テキストを使用し、自力で学習する方法です。

いつでも受験できるのは利点ですが、ついダラダラしてしまいがち。

まず受験日を設定して、逆算し、自主学習を進めていくのが良いのではないでしょうか。

富士通のテキストが実際の試験に近く、全国のパソコン教室の教材として一番使われています。

<Word2016 対策用教材 Fom出版>

<Word365&2019 対策用教材 Fom出版>

<Excel2016 対策用教材 Fom出版>

<Excel365&2019 対策用教材 Fom出版>

独学はイマイチ自信がないという方は

自分一人ではサボってしまいそう、わからないことがある時にはすぐ聞きたい、そんな方には有料講座が良いでしょう。

生涯学習のユーキャンhttps://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/158/

合格すると

とある広告運用コンサルタント会社では、膨大な「消費者行動データ」をすべてExcelでまとめ、傾向を把握したり、動向を分析しクライアントの経営サポート業務を行っています。

またある金融機関では、窓口での商品販売のための販売会議資料をExcelの関数を用いてデータをグラフ化し使用したり、顧客宛の手紙をWordのテンプレートで作成したり日常の業務の中で幅広く活用されています。

またある不動産会社の人事部では、新卒採用の進捗状況や、多数の採用候補者との日程調整などにExcelを使用しています。さらに会社説明会やインターン向け企画のプレゼン用の資料はPowerPointで準備しています。

このようにさまざまな業種で欠かせないマイクロソフトオフィスアプリケーションの資格を取得することは、どのような職種にも活かすことができ、身に付いた技術をすぐさま役立てることが出来るのです。

まとめ

しばしば不要説も流れるMOS資格ですが、仕事の現場ではまだまだ有効です。

様々なメリットを持つMOS資格、取得しておいて損はありません。

ぜひおすすめします!

最後までお読みいただきありがとうございました(^∀^)

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